続いてはライトトラップで昆虫を探ることに。メインのライトは遠くから虫を呼び、ブラックライトで遠くへ飛ばないようにするのだという。ミヤマクワガタは耳状突起というものがあるのが特徴で、顎を閉じるための筋肉をここに収めているのだという。オスとメスがセットでやってくる様子が見られた。さらに、かつては月の女神と呼ばれていたオオミズアオもやって来ているが、オオミズアオは成虫としては口がなく幼虫時代の栄養だけで生きていることからわずか1週間程度しか成虫として生きられないのだという。オナガミズアオは群馬県で準絶滅危惧に設定され、ハンノキの減少とともに数が減ったと言われている。オオミズアオは触覚が黄色で羽が平ら、オナガミズアオは触覚が緑色で羽が垂れているのが違いだという。