体操・種目別鉄棒で岡慎之助選手が金メダルを獲得。日本男子52年ぶりの3冠を達成。大会11日目、体操男子種目別鉄棒の決勝に出場した岡慎之助が躍動した。岡は着地もぴたりと止めるなど完璧な演技で得点14.533をマークし、トップに立った。その後に演技した予選トップ、中国の張博恒が着地に失敗したほか、東京大会・銀メダリスト、クロアチアのテン・スルビッチは落下。オリンピックの魔物が襲いかかった。そして岡は団体個人総合と合わせて3つ目の金メダル。日本体操男子の3冠達成は、1972年のミュンヘン大会以来52年ぶりの偉業となった。岡慎之助選手は「奇跡ですね。ミスなくやりきれたのがこの金メダルにつながったと思います」などとコメント。