パンテオンからもほど近いパリの5区。カリスは長野県出身のオーナーがシェフ。その独創的な料理は芸術作品とも称され、地元の美食家たちの熱い支持を集めパリで3店舗展開。まずは料理をいただく。料理に華を添えるワインのペアリングも人気。器はシェルらが自ら作っている手作り。メインはズッキーニを付け合わせにした仔牛のステーキ。ラストのデザートは、フランスで今が旬のフルーツのミラベルをふんだんに使ったタルト仕立ての一品。竹田シェフもまたコロナ禍のピンチをチャンスに変えた一人。2020年に1店舗目をオープンしたが、オープンする前にロックダウンになったという。ロックダウン1回目が終わりオープンした1ヶ月半後に再ロックダウンとなり、そこから6か月くらい自宅待機だったという。