フィリーズとの地区シリーズで不振に陥った大谷は打撃練習を外で行った。10月17日、大谷が放った先頭打者ホームランはインコースを打ち返していた。投手大谷はゲームを支配し始めていた。三振を積み重ねていく。スプリットこそが大谷が完全復活へ不可欠と考えていたボール。プロの世界へ足を踏み入れた頃、武器はスプリットだった。しかし近年スイーパーが大谷の代名詞となっていた。WBCで世界一を決めた最後の一球もスイーパー。レギュラーシーズンで奪った62個の三振のうち、スプリットで奪ったのは1つだけ。アームアングルの球種ごとの平均は23年シーズンは13.4°、25年シーズンは11.4°。
