「100点満点」の月面着陸をした月面無人探査機のSLIM。これを支えたのが、最先端技術だ。SLIMは日本初の月面着陸に成功。わずか55mのピンポイント着陸だった。コイワイは金属を溶かし型に入れ固めて作る鋳物製品などを手掛ける企業だ。最新技術で自動車パーツ医療部品などの施策・開発も行っている。着陸時に潰れる部品がある。アルミニウムでできている。衝撃吸収剤だという。日本積層造形の技術者は、数百の試作品で試したという。月に製造装置を置いて造形する時代が来るという。決定的瞬間を撮影したのはSORA-Qというロボットだ。野球のボールほどの大きさに、技術とアイデアがつまっている。着陸直前に」SLIMから放出されるSORA-Q。そして変形をする。バタフライ走行をする。クロール走行もでき、向きを変えることもできる。デコボコを乗り越えられる動きだ。ウミガメを参考にしたという。