きょうのテーマは「トランプ氏投稿“燃えるシカゴの街”」。トランプ大統領が今月6日に投稿した画像を紹介。炎が上がる中西部シカゴを背景に軍服を着たトランプ大統領が映し出されている。画像は合成で本物ではない。さらに国防総省から名称変更したばかりの戦争省に言及して、シカゴはすぐに戦争省と呼ばれるのか知ることになると脅すような文章が添えられていた。州兵は平時は州知事の指揮で救助・治安維持をしているが、有事の際は大統領が指揮権を発動することができる。トランプ大統領は先月からワシントンに州兵を派遣している。現在は約2300人の州兵が展開していて、中心部でも巡回する兵士の姿がある。増田さんは「トランプ大統領はワシントンがギャングなどに占拠され、犯罪が制御不能のためとしている。治安がいいとは言えないが、トランプ氏が主張するように制御不能な状態かというとそういうわけではないが、犯罪数は減少している」などと話した。ワシントンではトランプ氏の乗っ取りなどと州兵の派遣に反対する抗議デモが行われた。増田さんは「トランプ氏は州兵をワシントンのほか、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズに派遣することを示唆していて、15日にはテネシー州のメンフィスに派遣すると表明している。いずれの地域も市長は民主党。トランプ氏が自らの強いリーダーシップで問題解決に乗り出すと構図を全面に押し出して支持者にアピールする狙いがある」などと述べた。