水谷川は、チェリストの生徒を明後日開催されるコンクールに勧誘し、できているビデオをちゃっと送っちゃえばいいなどと話した。高嶋と水谷川は、実技試験やオーケストラ練習が行われる333の教室を訪れた。合唱コンクールで、高嶋は、後ろにあったドアから外に出てサボっていたという。高嶋は、桐朋は緩かったし、先生たちもそういうことをやっていたなどとし、水谷川は、お互い様だからなどと話した。
高嶋と水谷川は、桐朋学園時代に一緒に過ごした、1965年創業の「成城アルプス」を訪れた。水谷川は、ここでコーヒーゼリーの味を覚えたという。約40年ぶりに、店でおしゃべり。水谷川は、日本とドイツを拠点に、演奏会のため世界中を飛び回っているという。水谷川はシュークリーム、高嶋はモカロールを注文し、思い出の味を味わった。高嶋は、水谷川について、すごいしゃべる、自分とは違う世界の人で、言葉が変だから、聞くのが面白かった、家に持ち帰って親に報告していたなどと話した。水谷川は、高嶋について、いるだけでエネルギーを感じた、目立っちゃいけないと思いながら目立っていたなどと話した。高嶋は、雑誌に掲載されたこともあり、オシャレ番長だったという。水谷川は、高嶋のエピソードとして、満員電車に乗り、楽器が潰されないように上に掲げていたら、揺れたはずみで、楽器が手を離れ流れていったなどと話した。