イスラエルの対外情報機関「モサド」の一員だったシマ・シャイン氏は「イランは独裁的で監視が強く、諜報活動は容易ではない」と話す。それでも、モサドはイランの体制転換へ繋げるべく、弱体化を図る工作活動を行ってきた。さらに、ネタニヤフ首相は今回の軍事作戦までの2カ月で、トランプ大統領と会談を重ねてきた。ネタニヤフ政権はハマスによる攻撃を許し、汚職疑惑など逆風が吹き荒れていた。支持率上昇の起爆剤が欲しい状況だったという。イスラエル軍の情報部門「アマン」の現役将校が今回、取材に応じた。映像分析、通信傍受から最高指導者ハメネイ師、幹部らの行動パターンを推測し、会議室に一同が集結する機会を特定したという。トランプ大統領はイランとの核交渉を控えていたが、今回の軍事作戦に踏み切った。
