アメリカの事情について、トランプ大統領は短期決戦の楽観シナリオを描いていたと見られ、思惑が次々と外れて長期化するなかでアメリカ国内のガソリン価格が高騰し、11月には中間選挙が控えているため、状況次第ではやめたいとしている中でのパキスタンの仲介に飛びついた形などと伝えた。イランの事情について、体制の生き残りをかけた戦いとなった以上は徹底抗戦を続ける以外の選択肢がなく、攻撃が止まるならば体制の生き残りが叶うと判断したと見られているなどと伝えた。革命防衛隊は小さなグループに別れ一部が戦闘を継続する懸念が出ている。イスラエルは今後も攻撃を続ける機会を探っていると見られ、アメリカを再び引き込むために緊張を高めるような行動に出ることがないのか懸念されている。イランの10項目の提案を紹介し、こうした内容をアメリカが受け入れることは難しいと見られ、イランのホルムズ海峡管理の継続に関してはイランが通行料を求めてくるのかが気になる点などと伝えた。トランプ大統領は停戦前には期限を区切ってイランの文明が滅びるような攻撃をすると示唆し、一方でフランスなどの同盟国が協力的ではないと繰り返し不満を表明し、中間選挙が迫る中で世論の動向やメディアの報道にも神経質になっており、こうした民主主義の仕組みが一定の歯止めになったと見られている。
