岩井コスモ証券・小川浩一郎さんに話を聞く。小川さんは「大テーマといえば生成AI。生成AIについては耳にタコという方も少なくないということで生成AI意外の注目銘柄を紹介する」などと述べた。ウーバー・テクノロジーズ、フリーポート・マクモラン、シティグループの3銘柄に注目。ウーバー・テクノロジーズは配車サービス、フードデリバリー、フレイト事業を行う。本社はサンフランシスコにある。アメリカの物流インフラとして定着。23年通期黒字転換、大型自社株買い計画、24年2月にダウ輸送株20種平均に採用。リスクは従業員の待遇問題の再燃、人件費の上昇に伴うマージン低下、技術進化に伴う業界構造の変化に注意。小川さんは「1年8か月で4倍、100ドル、150ドルも十分ある」などと述べた。フリーポート・マクモランはアメリカの住友金属鉱山で銅と金がメイン。本社はフェニックスにある。電化加速で銅の中長期的な需要が拡大。中国景気減速も銅価格は強含み。金価格は高値更新中。リスクは中国景気の減速、環境技術の成長鈍化、銅の生産量の拡大。シティグループはバークシャー・ハサウェイが第4位の株主。事業再編を加速中、過去最大規模のリストラ推進中、富裕層向け事業を強化。リスクは景気減速、金融システム不安、リストラ・コスト削減策の遅れ、生成AI等のテクノロジー活用の遅れがある。小川さんはモーサテプレミアムでアメリカ株を取り巻く環境と注目銘柄について解説してもらう。