岩手県の山奥で生活するシングルマザー姉妹を取材。姉の静香さんには12歳の息子・耀くん、妹の木綿子さんには12歳の娘・花音さんがいる。静香さんは元牛小屋で暮らしており、耀くんは5年生で学校に行かなくなった。木綿子さんはテニスコート4面分の畑を持っており、約20種類の野菜を自給自足している。花音さんが捕獲したマムシを集落の長老に解体してもらい、塩胡椒焼きにした。幼少期は埼玉県で過ごし、静香さんが7歳の時に盛岡市に移住した。静香さんは小1の時にいじめの対象になり、不登校になった。父の過労も重なり、現在静香さんが暮らす元牛小屋に引っ越した。農業が忙しくなると親のケンカが激しくなり、親を憎むようになった。静香さんは15歳から盛岡市から親戚の元へ身を寄せた。市内の高校に通うことになったが、心身症で1週間ともたなかった。定職につけず10年間アルバイトで生活していたが、階段から落ちた時に心配する親の顔を見て「愛されていたんだ」と親子関係も修復。人生を前向きに生きられるようになり、知人の男性と結婚して耀くんを授かった。妹の木綿子さんも結婚し、出産の時期が重なったためお互い助け合うため今暮らす集落に一家で戻ってきた。結婚から6年後、静香さんは夫と離婚してシングルマザーになった。支えてもらっていた父はパーキンソン病になり、6年前に亡くなった。父の死後、木綿子さんも離婚しシングルマザーになった。
