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「ヤシの木のある家」 のテレビ露出情報

20世紀を代表するスペインの画家、ジョアン・ミロ。晩年に描いた「太陽の前の人物」は江戸時代に描かれた日本作品と深いつながりがあるという。東京都美術館では、ミロの大回顧展が開催中。日本では約60年ぶりの大規模回顧展だ。ミロは、スペインに生まれ、同郷のピカソなどとともに活躍した。常に新たな表現方法を追い求め、精力的に作品を生み出した20世紀で最も影響力のある芸術家のひとり。「太陽の前の人物」は、江戸時代の画僧・仙がいの作品から着想を得て描かれたという。仙がいの「◯△□」は、この世の存在すべてを3つの図形に代表させ、「大宇宙」を小画面に凝縮させたとも言われている。仙がいは、禅の世界観などを表現したのに対し、ミロは、それを理解して表現しようとしたわけではなく、作品から得たインスピレーションを自分の作品に昇華させているという。「シウラナの小径」は、歌川国虎の「近江八景」に似ていて、日本の要素が見えてくる作品。ミロは、いろいろなものを見て学び、自分の中に取り入れて、作品を進化させ続けたという。ミロは後年、復刻版を手に入れるほど近江八景を気に入っていたという。シウラナの小径の翌年に描かれた「ヤシの木のある家」は、また違う画風になっている。ミロは、人は山のように大きな塊みたいなものを求めて描くが、小さい葉や花なども美しく、日本人や古代の人だけがそこに気づいていると語っているという。1930年代の代表作「絵画(カタツムリ、女、花、星)」は、フランス語で「女」などと描かれている。ミロは、絵画と詩を融合させた絵画詩という試みをしていて、作品に文字などを書き込むようになった。東洋の書画が想起される芸術だ。これも、日本やアジアの芸術を共通しているところ。短い文章や単語に自然の要素が入ることが俳句に通じるものがあるという。ミロは、若い頃から俳句になじんでいたという。歌川広重の浮世絵では、絵と文字が別々になっているが、ミロの作品は文字が絵の一部になっている。ミロの作品には、日本の文化や精神性が込められていて、日本人が見てもどこか親しめるところがあるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月29日放送 3:20 - 3:40 テレビ朝日
ももクロちゃんと!(アートを学ぶ)
ももいろクローバーZ・佐々木彩夏があらゆる「アート」を探求していく番組「Musée du ももクロ presents 佐々木彩夏のアートワンダー」がテレ朝動画logirlで配信中。ミロ展を取材した様子を紹介した。ミロ展は70年におよぶミロの創作活動全体を振り返り、各時代を代表する作品が展示されている。

2025年6月18日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
20世紀を代表するスペインの芸術家ジュアン・ミロ。彼の作品と90年にわたる生涯を振り返る大回顧展が東京・上野の東京都美術館で開催中。ピカソやダリに代表される個性的な画家と同じ時代に活躍したミロ。常に新たな表現方法を追いもとめた芸術家が残した一言は「絵画を暗殺する」。

2025年3月30日放送 4:00 - 4:30 テレビ朝日
イベレコミロ展&ラムセス大王展 春の2大展覧会スペシャル!
ミロ展 Joan miróの告知。3月1日~7月6日まで、東京都美術館にて。今回はジョアン・ミロの作品約100点が展示。ミロの人生を振り返ることができるほどの回顧展は日本では約60年ぶりの開催となる。スペインで生まれたミロは1921年からパリで活動を開始。夢や無意識などといった人の意識ではコントロールできない領域の表現を試みる芸術運動シュルレアリスムの活動を[…続きを読む]

2025年3月28日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
ミロは1979年バルセロナ大学から名誉博士号を授与されたときのスピーチで「芸術家」について語っている。展示を見た中野信子は「反戦というよりは、もっと大きな視点から人間の活動をみてみましょうよとか、自分なりの戦いだったと思う。」などとコメント。
ミロはつねに故郷カタルーニャ州への深い思いを抱いていた。地元を本拠地とするFCバルセロナの創立75周年を祝うポスタ[…続きを読む]

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