能條は「日本の年齢主義みたいなところが他の国の方々の参入だったり、日本人もそうだと思うが、そういうところは変わっていってもいいのかなと思う」とコメントした。日本で力士を目指すヤルデン・ヤトコブスキさんは日本に来る前に家庭教師を雇ってオンラインで語学を勉強したという。ヤトコブスキさんの家族は最大都市テルアビブから近い地域に暮らしている。家族、戦争への思いを聞いた。ヤトコブスキさんは「最近は実家の近くにミサイルが落ちてきて家族をすごく心配している。今は危険な状況なので、みんなずっとシェルターにいる。祖父母の時代からイスラエルができてからずっと戦争を行っていて、みなさんは残念ながら戦争に慣れている。兄は35歳なので家族もできて子どももいるのに戦争にいくしかない。できるだけ早く戦争が終わって平和になってほしい」などと話した。柳澤は「イスラエル人であるということについて日本で生活していても周りから言われることがあるのかも気になる。それとは別に自分が夢を抱いている相撲に正面からぶつかっていく姿を見ていると、国籍も何も関係ない」とコメントした。ヤトコブスキさんは「相撲から『礼に始まり礼に終わる』、土俵の上で『技と人間性』を学んだ。相手を尊重する心を世界の人たちに伝えていきたい」と話した。