街でシニア世代に話を聞いていると、60歳の女性は推し活に夢中になるあまり、プロ級の腕前になったものがあるという。それが、今から7年前に長女の結婚式のお祝いのために練習したサックスである。サックスは未経験で、この日のために2か月間、プロのレッスンを受けたという。ここからサックスにハマって推し活に。さらに目標とする推しもできたそうで、それが日本のプロのサックス奏者のユッコ・ミラーさんである。その演奏に惚れ込み、少しでも近づこうと猛練習。1年間、腕を磨いて、今ではセミプロとしてイベントに呼ばれるまでになった。ステージで吹いた気持ちについて、60歳の女性は「最高」と話す。