先が見通せない中、古着のビジネス化に乗り出したユニクロ。テスト販売から3週間後、本部で行われた売り上げ報告会では最高幹部が参加した。サステナブル事業全体を統括する柳井正会長の次男である柳井康治取締役である。そしてユニクロの最高執行責任者・清智彦さんもいた。いかにこの事業に力を入れているかわかる顔ぶれである。当初、1週間で300から400着売りたいと言っていた大高さんの目論見ははずれていた。あえてバラバラに並べ宝探しを楽しんでもらう陳列について、柳井康治取締役からは指摘が入っていた。またサイズ管理や個体管理ができていないことについても話していった。もともと大手ITコンサルタント会社に勤めていた大高さんは3年前ユニクロに転職。コンサル時代に培った戦略を立て実行する能力を活かそうと新規事業に手を挙げていた。
まずはサイズの問題であり、ユニクロが製品の縫製や検品を委託している会社へやって来た。元のサイズから変わってしまう古着のため、1点1点測り直さなければならない。大高さんは測るカ所を身幅だけに絞っていた。大規模展開するには効率化が必須条件となるため、服を紙の上に置きどの色まで幅があるかで大きさを分けることにした。そして世田谷千歳台店では閑古鳥が鳴く古着コーナーの立て直しに大高さんが乗り出した。細かいアップデートを繰り返すが、なかなか客足にはつながらなかった。
まずはサイズの問題であり、ユニクロが製品の縫製や検品を委託している会社へやって来た。元のサイズから変わってしまう古着のため、1点1点測り直さなければならない。大高さんは測るカ所を身幅だけに絞っていた。大規模展開するには効率化が必須条件となるため、服を紙の上に置きどの色まで幅があるかで大きさを分けることにした。そして世田谷千歳台店では閑古鳥が鳴く古着コーナーの立て直しに大高さんが乗り出した。細かいアップデートを繰り返すが、なかなか客足にはつながらなかった。
住所: 東京都世田谷区千歳台3-20-1