ウクライナの最高会議は17日、ユリア・スビリデンコ新首相を承認し新内閣が発足した。侵攻以来初の本格的な内閣改造となる。スビリデンコ新首相は39歳で今年4月、アメリカとの鉱物資源を巡る協定の際に交渉を行った。ゼレンスキー大統領はトランプ政権とパイプがあるスビリデンコ氏を首相に起用することでアメリカとの関係を強化したい思惑があるとみられる。シュミハリ前首相は国防相に選出されている。ゼレンスキー大統領はスビリデンコ氏率いる新内閣に対して半年以内に国内の兵器生産の割合を40%から50%に増やすよう求めている。