先週水曜日、尹錫悦前大統領夫妻の自宅に家宅捜索が入った。押収品は携帯電話、パソコン、メモ帳などで、令状は統一教会の元本部長が金建希氏に贈り物を提供した、元本部長への大統領就任式招待などで出ている。統一教会の元本部長が仲介人の占い師を通じて金建希氏に贈り物を送って受け取ったとの疑惑が出ている。検察は統一教会から占い師に約300万円の現金が送金されていることを確認しているという。韓国では統一教会は宗教団体と事業団体の両面を持ち、歴代の政権から庇護されてきたという。韓国には請託禁止法があり、公職者の配偶者が公職者の職務と関連して1回100万ウォン以上、年間300万ウォン以上の金品を受け取ってはならないとされている。今回、金建希氏が金品を受け取り尹錫悦前大統領が届け出ていない場合、尹錫悦前大統領には3年以下の懲役または3000万ウォンの罰金が課される。配偶者を処罰する規定はないという。