超深海を生き抜く生物の暮らしぶりをカメラを投入し、覗いてみる。水深8098mではマリアナスネイルフィッシュが2匹も映っていて、カマキリのようなヨコエビの仲間も周りにいた。さらにマリアナスネイルフィッシュがカマキリ型のヨコエビを捕食する瞬間を捕らえることが出来た。最新の研究によってマリアナスネイルフィッシュをCTスキャンした骨格には、100本以上の鋭い歯が並んでいることが分かり、さらの咽頭顎というもう一つの顎が口の中にあることがわかった。これは獲物の少ない超深海で獲物を確実に仕留めるために進化させてきたと考えられている。