ディズニー映画のプレミア試写会で起きた土下座騒動に波紋が広がっている。騒動はおととい、東京・千代田区にある映画館で起きた。あさってから公開されるディズニー映画の「ライオンキング−ムファサ−」のプレミア試写会が行われていた。開場時間になるとイベントの当選者たちは受付を済ませ、次々と劇場へと入って行ったが、映画情報サイト「映画.com」に招待された当選者たちは、開演5分前になっても呼ばれず、ロビーは人でごった返していたという。そこに2人の男性スタッフが現れた次の瞬間、突然若い男性の方が土下座のような姿勢で謝罪をした。「映画.com」は招待枠40人を大きく上回る100人に当選連絡を送っていたという。参加できなくなった当選者からは怒りの声があがった。当選者からは「新幹線で来た」「会社を休んで来た」という声も。試写会に参加できなかった女性に話を聞く。女性は同じ「映画.com」の当選者で試写会に参加できた人がいることに不公平感をにじませる。当日試写会に参加できなかった当選者には映画観賞券が配布され、後日交通費と宿泊費を「映画.com」が負担するという連絡があったという。「映画.com」は公式Xでトラブルについて「不手際があった」と説明。