良子さんの最期を知るためスイスを訪ねた。安楽死をサポートするNPO団体「ライフサークル」は2011年に設立され1500人以上が登録し60人が日本人だという。良子さんはスイスにつくとジュネーブを観光しベッドで息を引き取ったという。遺灰はスイスに撒かれた。スイスには安楽死サポート団体が5つあるという。パーキンソン病を患うベッティさんはドイツから訪れ、翌日の安楽死に向け最終面接が始まる。前日でも迷いがないか、精神状態は正常か医師による最終的な意思確認だった。そして旅立ちの日を迎え、ベッティさんは娘たちに見守られ亡くなった。