2023年10月8日放送 1:55 - 2:55 フジテレビ

FNSドキュメンタリー大賞
最期を選ぶ〜安楽死のない国で私たちは〜

出演者
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(オープニング)
オープニング

親子が安楽死を行うためスイスへ向かった。

(FNSドキュメンタリー大賞)
最期を選ぶ〜安楽死のない国で私たちは〜

2023年5月29日、ヘルパーの女性が知りたかったのは事件で亡くなった担当患者の林さんの胸中。林さんのブログには安楽死を願う心情が記されていた。2021年2月、矢島さんも安楽死を願う1人だった。2015年に慢性閉塞性肺疾患と診断されて以来、体調が悪化するばかりで安楽死を考え始めた。安楽死が合法の国・スイスで日本人を受け入れるNPO団体「ライフサークル」に入会していることが心の支え。書類の承認欄に書いたのは外国人女性の名前だった。オランダで出会った2人は両親への挨拶を済ませ婚約までしていたが安楽死を口にして以来こじれている。書類を書き上げスイスへエアメール。2021年3月、スイスで安楽死を願う人と出会った。良子さんは2016年にパーキンソン病と診断され病状は悪化の一途を辿っていった。飲んでも良くならない薬、人に伝わらない痛み、その諦めが彼女をスイスへ向かわせているようにみえた。いつしか彼女の努力がスイスで安楽死を許可を得るためのものに置き換わっていったようだ。かつてオーストラリアで日本語教師、ニューカレドニアではホテルで務めた。大好きだったヨーロッパ旅行での記憶が今も部屋にある。2022年2月、良子さんが焦っているようにみえた。スイスでの安楽死申請のために必要な書類は死を希望する理由書・自身と家族の略歴書・医師の診断書。主治医の診断書を諦め別の医師に頼んだという。2022年7月、良子さんはメディカルレポートを取れたと語るも心身ともに多忙を理由に会わなくなり既読がつかなくなった。2023年1月、スイスから1通の手紙が届いた。さらにスイスのNPO団体からも連絡があり12月15日に亡くなったという。

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ライフサークル京都地方裁判所京都(京都)林優里

良子さんの最期を知るためスイスを訪ねた。安楽死をサポートするNPO団体「ライフサークル」は2011年に設立され1500人以上が登録し60人が日本人だという。良子さんはスイスにつくとジュネーブを観光しベッドで息を引き取ったという。遺灰はスイスに撒かれた。スイスには安楽死サポート団体が5つあるという。パーキンソン病を患うベッティさんはドイツから訪れ、翌日の安楽死に向け最終面接が始まる。前日でも迷いがないか、精神状態は正常か医師による最終的な意思確認だった。そして旅立ちの日を迎え、ベッティさんは娘たちに見守られ亡くなった。

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スイスライフサークル
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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