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「ラサ(中国)」 のテレビ露出情報

中国南西部にあるチベット族のとある村でこの日、年に一度のお祭りが行われていた。神を降臨させ、大地の恵みに感謝し祈りを捧げる。中国国内のチベット族は約700万人。その多くがチベット自治区とその周辺の青海省などで暮らしている。チベット仏教を信仰するチベットの人たちは早朝から熱心に祈りを捧げる。自治区の街にはいたるところにチベット文化が色濃く反映されているが、唯一チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真は飾られていない。写真店にはチベット仏教の高僧の写真が並べられているのに対し、ダライ・ラマの写真は販売が禁止されている。理由は中国政府の「宗教の中国化」という政治政策にある。中国政府は2015年から信仰よりも中国共産党への忠誠を優先させる宗教の宗教の中国化を推し進めており、ダライ・ラマ14世をチベット独立を企む分離独立主義者と位置づけ、信仰はおろか写真を飾ることさえ厳しく禁じておりその存在はタブー視されている。中国の人口の9割を占める漢族はダライ・ラマに対し冷ややかな反応があがるが、チベット族は密かにダライ・ラマへの信仰を続けていた。チベット仏教の信者のほとんどは中国政府に国を追われインドに亡命しているダライ・ラマの帰還を強く望んでいる。
現在ダライ・ラマが暮らしているのはインド北部のダラムサラ。インドとチベットの人たちが入り交じる独特な雰囲気を醸し出す街。1949年、中華人民共和国を建国した中国共産党は人民解放軍をチベットに進駐させ1951年にチベットを中国の一部にした。しかしチベットを開放するという名目での一方的な支配に僧侶や市民らの不満が募り、抵抗運動がチベット全域に広がっていった。1959年、ついにダライ・ラマは大規模蜂起。チベット動乱を機にインドに亡命しダラムサラにチベット亡命政府を打ち立てた。それから65年後の現在、ダラムサラには約1万人のチベット族が暮らしている。信仰の自由がないチベットを捨てインドに逃れてきた人々は堂々とダライ・ラマを信仰できる暮らしを幸せだと話したが、同時にチベットに残してきた家族に会いたいとも吐露した。近年は国境の警備やSNSの監視が強化され、亡命する人の人数は減少しチベットにいる人々との連絡をとることも困難な状態になっているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月19日放送 1:43 - 2:43 TBS
ドキュメンタリー「解放区」ダライ・ラマ ーまだ見ぬ祖国を夢見て
チベットでは今、急速に観光地化が進んでいる。チベット仏教の僧院「ラルンガル・ゴンパ」をはじめとする美しい景観を求め中国人観光客が殺到。ここ数年で飲食店やホテルなど街は観光地としての整備化が進んだという。しかし、外国人の立ち入りは許可されていない。宗教活動を徹底的に管理しながら観光地化し多様な中国を見せるためのショーウインドウにする、一方で外国人を立ち入らせな[…続きを読む]

2023年10月29日放送 11:00 - 11:45 テレビ朝日
ナスD大冒険TV(ナスD大冒険TV)
チベット仏教の聖地の水晶寺を目指す。目の前にキャラバンが現れた。キャラバン:登山・調査のため辺地を行く事。シェ・ラ(峠)を越えるとドルポの聖なる山のシェイ・リブ・ドゥクタに到達。水晶の山という意味。カイラス山・聖徒ラサと並ぶチベット仏教の聖地の1つ。この日は朝から休みなく歩き通し次の滞在地のチベット仏教の聖地の1つであるシェ・ゴンパ(水晶寺)が見えてきた。通[…続きを読む]

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