難民認定を受けウェールズで暮らしてきたクパキオさんは、幼い頃に患ったポリオの後遺症に苦しみながらイギリスで事務員などの仕事をしてきた。結婚し3人の子どもを育て上げた。今も難民の友人たちと支え合いながら暮らしている。リベリア出身のクパキオさんは、12歳の時に内戦が勃発して家族と離れ離れになった。23歳の時に国外に逃れることを決意した。難民認定されるか不安な日々をウェールズの人々が支えてくれ、中でもジェフさんとジェニーさんの夫妻は家族のように接してくれた。教会で出会ったクパキオさんを自宅に招き、見守り続けてくれたという。10月にラネリではホテルを収容施設とする計画は撤回された。