太平洋戦争の激戦地の一つであるパプアニューギニア・ラバウルには旧日本軍の基地がありおよそ10万人の兵士が送られた。現地では兵士達が使用した建物などが放置されており、劣化が進んでいる。戦争を語り継いでいくため戦跡を遺していこうとしているのがスーザン・マクグレードさん。戦争当時、深刻な食糧不足などから約1万3500人の兵士が命を落とした。マクグレードさんはラバウルで生まれ育ち幼い頃から戦争ンの悲惨さに耳を傾けていた。マクグレードさんは歴史を語り継ぐ団体を立ち上げ、歴史資料館を運営している。活動を始めたキッカケはラバウル近郊での噴火で歴史を象徴する戦跡を守らなければと思ったという。責任を問うのではなく歴史を繰り返さないためここで何かが起きたか忘れないことが大切としている。
マクグレードさんは進まぬ戦跡の修繕に懸念を深めている。補給物資を運搬するために使用していた船が保管されているトンネルが崩落事故で2隻が埋まり、見学が不可能になっていて、地元政府の支援は得ていない。先月戦没車者追悼式典を行い、地元の学生らが参加。マクグレードさんはラバウルの歴史を次世代に語り継ぎたいとしている。
マクグレードさんは進まぬ戦跡の修繕に懸念を深めている。補給物資を運搬するために使用していた船が保管されているトンネルが崩落事故で2隻が埋まり、見学が不可能になっていて、地元政府の支援は得ていない。先月戦没車者追悼式典を行い、地元の学生らが参加。マクグレードさんはラバウルの歴史を次世代に語り継ぎたいとしている。