餃子は元々中国料理。今世界で流行っているのは日本の餃子。東京餃子通信の塚田編集長によると、アジアはもちろん、アメリカやヨーロッパに日本の餃子店が進出しているという。中でも、フランス・パリにあるGYOZA BARは、パリのミシュラン2つ星レストランでシェフを務めていた日本人が2012年に出店。行列嫌いのパリ市民が列をなすほど人気だという。店で出している豚肉餃子は、一皿日本円で2200円ほど。アメリカのスーパー大手ホールフーズマーケットが去年10月に発表した2025年の食品トレンド予測では、トップ10にダンプリングというカテゴリが入っている、。ダンプリングとは、薄く伸ばした生地に具材を包んで加熱した料理。ロンドンやパリのスーパーには冷凍餃子が並んでいる。塚田さんがサンフランシスコに旅行した際、スーパーに立ち寄ったら電子レンジで温められる餃子を見つけたという。日本の餃子の今後について、ラーメン・寿司・天ぷらのように日本を代表する料理として餃子が世界にもっと広がる余地はあるなどと述べた。黒田さんは、餃子が好きで歴史の本を書こうと資料を買い集めているという。田中さんは「日本人の編集文化が生かされてる」などと話した。