2ナノ元年というテーマについて紹介。日本では2ナノ半導体を国内で生産するためラピダスという会社が2年前に立ち上がり来年春に試作品を作り始める。このラピダスに対して政府はこれまで9000億円規模の補助をすることを決めていて日本にとっては、まさに一大プロジェクトなのだ。その2ナノを作るための最新設備が来春、北海道千歳市で建設中の工場に搬入される。その設備がオランダの企業が作った設備でEUVと呼ばれている。半導体の回路を構成するために基板上に微細な導線を光で転写する装置のことなのだが1台当たり500億円程する高額な装置で、ある関係者は、人類が作った最も精密な機械とも呼んでいる。EUVは実は日本で導入している企業はまだなくてラピダスが初めてとなる。早稲田大学大学院の長内厚教授はラピダスの製造技術が確立されないかぎり民家企業も投資判断がつなかい、来年春の試作が成功するかどうかが1つの指標になるとしている。