4人が次に向かったのは読谷村。日本で最も人口の多い“村”で世界遺産の座喜味城跡などもある。ここで仲宗根さんは沖縄料理を作る工場に連れてきてくれた。こちらでは汁物から豚を使った料理、さらに炒め物などを生産している。様々な料理があるが、クーブイリチーという料理は沖縄県で穫れない昆布を使っている。かつて琉球王国は各国と交流し、戦後統治下に会ったことからアメリカ文化に近い料理も定着したからだという。これは沖縄県が沖縄県が様々な文化を受け入れてきたからだという。ここから一行は工場内を見学。こちらの工場では200種の料理を生産。まずラフテーの生産工程を見学。豚肉に針で刺し筋を切る。そのたとはタレに漬け込み85度のお湯で1時間煮込むのだという。続いて一行は中身汁の生産工程を見学。中身汁はホルモンの下処理が非常に重要で、うまみだけを残し臭みを抜く工程は企業秘密だという。下処理したホルモンは手作業で柔らかくなるように調理。ホルモンは他の具材とともにパック詰めし、かつおだしとともに加熱。殺菌して完成。続いて一行はサーターアンダギーの製造工程を見学。沖縄のドーナツと言われるサーターアンダギーだが、サーターアンダギーは水や牛乳などの水分は加えずたっぷりの卵を使う。ちなみに揚げ加減は人の目で確認する。コツは割れ目の色をしっかり確認することだという。こちらの工場は長濱会長のお父さんが営んでいた養豚業がベースになっている。時代とともに沖縄料理が家庭で作られなくなったことから、レトルトの沖縄料理を製造販売するようになったのだという。