10代の時に右耳の聴力を失い、一時期無国籍者となるなど過酷な人生を歩んできたフジコ・ヘミングは90歳を超えても現役のピアニストとして活躍した。リスト「ラ・カンパネラ」は彼女の代名詞となり「魂のピアニスト」と呼ばれるようになった。2023年11月2日に自宅の階段から転落し大けがを負い、緊急手術を受けた。ことしに入ると検査ですい臓がんも見つかった。フジコ・ヘミングは2024年4月21日に逝去した。5年間にわたって取材した魂のピアニストの記録。
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