5大会連続五輪代表内定のカヌー・スラローム・羽根田卓也選手。ここまでの道のりには葛藤も。羽根田さんはリオ五輪のカヌー競技で“銅メダル”、日本人初の快挙を成し遂げた。東京五輪では10位。その後進退を考える時間を作り色々な人に会ったという。“周りには応援してくれる人がいる”その人たちのためにも再びオリンピックを目指すと決意。「体幹が弱いと体勢を崩してしまったりだとか“0.01秒”を削るときに足かせになってしまうので体幹の強さだけは誰にも負けないようにトレーニングしてます」と話す羽根田さん。37歳で迎える5度目のオリンピックにむけて磨いた0.01秒を削るための体幹がメダルへの道となる。羽田選手がリオ五輪で銅メダルを獲得した際、4位との差はわずか0.13秒だった。