石川佳純さんは去年5月、現役を引退。23年間の競技生活を終えた現在について石川さんは「競技生活を終えたすぐは、朝起きて練習行かなくていいんだと思うと嬉しかった」とコメント。現在、石川さんは全国各地で卓球の魅力を直接伝授する「47都道府県サンクスツアー」を行っている。石川さんは「選手の時は毎日卓球をやっていて、正直上手くなっているのか分からない時が多かった。辞めて思うのは、あの練習はすごい意味があったのだと思う」とコメント。石川さんは1993年、山口県生まれ。卓球を始めたのは、共に選手だった両親の影響。その後、ジュニアクラブで腕を磨き、天才少女としてその名を知られる存在となった。石川さんは「一番大きな転機は、オリンピックを目指したこと。北京オリンピックまでは出場権が3枠あったが、ロンドンオリンピックから2枠になった。その時、自分は候補の3番手だった。このままでは出場すらできないため、努力を続けることの大切さを感じるようになった」とコメント。石川さんは10代のころから多くの人からの期待を背負い、世界の第一線で戦い続けた。大切にしている言葉は「チャレンジ」。