スウェーデンのダーラナ地方は湖、森など美しい自然に囲まれ、伝統工芸品「ダーラヘスト」も作られている。中部のレクサンドに暮らす松崎さんは地元のセカンドハンドショップを訪い、開店すると機敏な動きで店内を進み、商品を選び取っていった。日本から依頼されたものは発見できたが、自身のお眼鏡に叶うものは見つからなかったという。別の店では工芸品の1つ、「スポーンコリ」をゲット。薄く割いた松の木を編んで組み上げたカゴで、頑丈さ故に100年を超えても残るという。だが、松崎さんのお目当ては「ルーテボ・セラミック」。家族経営の小さな工房で作られていて、生産数は多くないことから、幻の陶器人形と謳われる。
首都のストックホルムで、松崎さんは蚤の市を見て回り、スウェーデンを代表するデザイナー、リサ・ラーソンが90年代にデザインしたエッグカップを購入。さらに10年来の知人で、アンティークディーラーのレーナ・コルムビークさんのもとを訪問した。レーナさんは手のひらサイズの小さなルーテボを所有していた。実は松崎さんは毎回2000点もの品が出されるオークションハウスにて、ルーテボのオブジェを落札。オブジェはイエス・キリストの誕生を表現していて、ルーテボならではの素朴、愛らしさも感じられた。
首都のストックホルムで、松崎さんは蚤の市を見て回り、スウェーデンを代表するデザイナー、リサ・ラーソンが90年代にデザインしたエッグカップを購入。さらに10年来の知人で、アンティークディーラーのレーナ・コルムビークさんのもとを訪問した。レーナさんは手のひらサイズの小さなルーテボを所有していた。実は松崎さんは毎回2000点もの品が出されるオークションハウスにて、ルーテボのオブジェを落札。オブジェはイエス・キリストの誕生を表現していて、ルーテボならではの素朴、愛らしさも感じられた。