インドで交通事故が社会問題となっている。特に深刻なのが二輪車の運転で、ヘルメットを着けていない人が目立つ。ヘルメットの重要性を訴える男性はヘルメットマンの愛称で親しまれている。男性は一人ひとりに語りかけ必要な人には無償でヘルメットを渡している。男性はヘルメットの重要性を伝えようと常にヘルメットをつけている。きっかけは親友をバイク事故で失ったから。男性は会社勤めを辞め家や土地を売り払って活動を始め今では寄付が集まるようになった。積極的に声をかけているのは運転を始めたばかりの若者。男性の活動で助かった人は少なくとも35人。また、貧しい遺族の支援にも取り組んでいて、交通事故の遺族の家庭に約2000冊の教科書や本を届けた。