書家の金澤翔子さんのイギリス・リッチモンドでの書道の様子を紹介。「いまを愛して生きてゆく」と描いた。書道は母・泰子さんが5歳の頃から教えてきた。泰子さんは翔子さんが書道が好きかどうかは分からなかったが、母を喜ばせたいという気持ちがあったと思うという。書道の他にバレエ・ピアノなども習ってきた。翔子さんが小学1年のときの先生に「翔子さんがいると周囲が穏やかになって優しい子が増える」と言われて救われたのだという。泰子さんは翔子さんがいていいんだと思って救われたと話した。翔子さんは小学4年から特別支援学校へ転校した。普通学校から転校するのは辛く、泰子さんは苦しくなって翔子さんに般若心経を教えたのだという。このときに、書道の基本ができて書家になれたのだという。泰子さんは翔子さんが母を救おう、悲しませたくないという思いで般若心経を書いていたのだと思うと話した。