- 出演者
- 黒柳徹子 金澤翔子 金澤泰子
今日のお客様はダウン症の天才書家と呼ばれる金澤翔子さん、その活動を支える母・金澤泰子さん。
- キーワード
- ダウン症
ダウン症の天才書家・金澤翔子さんとその活動を支える母・金澤泰子さん。番組出演は15年ぶり。展覧会も多数行っている。翔子さんは一人暮らしを9年し、今は喫茶店のウェートレスをしている。書家として20年活動し、母・泰子さんは翔子さんを残して旅立つときのために就活をしている。泰子さんは知的障害者が1人で芸術活動をするのは難しいという。そのため、人と接することが好きな翔子さんがウェートレスをして自活に向けて動いているという。泰子さんは身寄りが無くなる翔子さんを町に託そうと思って喫茶店を作ったのだという。翔子さんは喜びを持ってウェートレスをしていて、楽しいという。泰子さんは翔子さんが仕事をしてくれることで安心したという。翔子さんは書道は楽しいと言いながらも爪噛みをしてしまうことがあり長いこと苦しんでいたが、ウェートレスをするようになって爪がきれいに伸びるようになったという。翔子さんは料理も得意で、YouTubeで料理動画を紹介している。翔子さんは30歳になったら一人暮らしをすると国連のスピートで宣言し、一人で過ごすことが好きなよう。一人暮らしが向いていて自分から率先して動いていたという。
書家の金澤翔子さんのイギリス・リッチモンドでの書道の様子を紹介。「いまを愛して生きてゆく」と描いた。書道は母・泰子さんが5歳の頃から教えてきた。泰子さんは翔子さんが書道が好きかどうかは分からなかったが、母を喜ばせたいという気持ちがあったと思うという。書道の他にバレエ・ピアノなども習ってきた。翔子さんが小学1年のときの先生に「翔子さんがいると周囲が穏やかになって優しい子が増える」と言われて救われたのだという。泰子さんは翔子さんがいていいんだと思って救われたと話した。翔子さんは小学4年から特別支援学校へ転校した。普通学校から転校するのは辛く、泰子さんは苦しくなって翔子さんに般若心経を教えたのだという。このときに、書道の基本ができて書家になれたのだという。泰子さんは翔子さんが母を救おう、悲しませたくないという思いで般若心経を書いていたのだと思うと話した。
- キーワード
- ダウン症リッチモンド(イギリス)
金澤翔子さんの書と母・泰子さんは「いまを愛して生きてゆく ダウン症の書家、心を照らす魂の筆跡」という本を出した。泰子さんは一人で生きていくという意識と力を持たせてあげると切羽詰まって色んなことができるようになったという。本は12年ほど連載したものをまとめてある。翔子さんはウェートレスの仕事を終えてからジムに通うというルーティンで過ごしているという。
エンディング映像。
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