現地時間の7日、若草色の振り袖姿でペルーの大統領府を表敬訪問された秋篠宮家の二女、佳子さま。この振り袖は、5年前に姉の小室眞子さんが南米ブラジルで式典に出席したときに着ていたもの。ペルーに住む日系の人たちとの懇談に臨まれた際には眞子さんから聞いたエピソードを話されていた。大統領表敬に先立ち、日本人移住100周年記念碑に献花した際には白いスーツに白い手袋、黒い帽子を着用されていた佳子さまは、花輪を捧げられゆっくり拝礼された。また同日のよる、日本とペルーの外交関係州立150周年の記念公園ではシックなドレスで鑑賞された。航空機のトラブルもあり忙しい日程となったペルー訪問だったが、笑顔を絶やさず積極的に交流される姿がみられた。ペルーでは洋服の繊維にだけでなく食用にもされるというアルパカ、佳子さまはアルパカのネックレスをしながら見学。現地時間4日には世界遺産・マチュピチュも訪問された。そして現地時間6日には、聴覚に障害がある子どもたちのための支援学校を訪問され、この場所でペルーで使われる手話で感謝を伝えられた。ペルーの首都・リマを訪問された際には日系の学校に通う子どもたちに囲まれブレスレットをプレゼントされる場面もあり、佳子さまはその場でブレスレットをつけ子どもたちをハイタッチをされていた。今回の佳子さまの訪問は、日本とペルーが外交関係を結んで今年で150周年というタイミングでの訪問となっており、主な訪問スケジュールとしては2日深夜に到着後、記念行事や視察が続いており最終日となる8日は地元の学校などを訪問されたという。今回のペルー訪問では、日本とペルーについて互いに理解を深め、佳子さまを通じ日本や皇室を身近に関してもらうという役割を担われており、これまでの日系人と皇室は大切に交流を重ねてきたため大きな意味があるという。また佳子さまの装いについては、大統領表敬訪問時に着ていた着物は2018年に姉・眞子さんが着ていたもので、ドレスも眞子さんが2017年にブータンを訪れたときにお召になっていたものを大切に着用されていた。また、白いスーツで臨まれた日本人移住100周年の記念碑への献花では、訪問を「真摯な思い」でのぞむ気持ちの現れではないかとみられる。佳子さまは日本時間のきょうペルーをたち明日日本に戻られる予定。