キデイランドは売れる商品を大きくコーナーに集めて販売する「コーナー展開」をしていたが、日本にディズニーストアができた時、店内の装飾が非日常を演出する全く新しい店づくりに衝撃を受けたという。この出会いがきっかけとなり、それまでとは全く違う店づくりに取り組むことになった。責任者となったのは当時大阪梅田店の店長だった現社長の津村孝彦さん。リラックマのキャラクター専門店を立ち上げたのがターニングポイントになったという。大阪梅田店はヨドバシカメラができてから売上が落ち、復活させるための施策だった。専門店はそのキャラクターオンリーのお店。世界観を大切にした店づくりを行う。リラックマファン700名限定でプレオープンを開催。この日限定のぬいぐるみを販売する予定だったが、台風の影響で届かなかった。客の名前・住所を聞いて後日配送して謝ったという。リラックマストアは大成功をおさめ、今やキデイランドが運営するキャラクター専門店は100店舗以上となった。