トンガリロ国立公園はニュージーランド・北島の中央にあり、3つの火山とその周辺エリアが世界遺産に指定されている。まずは3つの火山のうちの1つトンガリロ火山を登山する。湿地帯には溶岩でろ過された透明度の高い水が流れていて、湿地帯を抜けると火山灰が覆う溶岩の大地が広がっている。山頂には内側の壁が赤いレッドクレーターがあり、クレーター内には噴火の跡が確認できる。トンガリロは現在も火山活動が続いていて、最近では2012年に噴火している。山頂からはいくつかの湖が確認でき、火山性の物質が溶け出したエメラルドグリーンの景色が広がっている。ニュージーランドはプレートの境界線に位置していて、北島のトンガリロ国立公園は火山帯になっている。3つの火山のうちの1つルアペフ火山は北島最高峰の標高2797mを誇っていて、山頂にはブルーサファイアのような色の火口湖がある。