パリ五輪は大会14日目、レスリング・女子53キロ級の決勝に登場した藤波朱理選手が、圧倒的な強さで金メダルを獲得した。五輪初出場ながら圧倒的な勝ち方で決勝の舞台に上がった藤波朱理選手は、試合序盤から攻めて6-0と大きくリードする。迎えた第2ピリオドも、相手を圧倒した藤波選手がテクニカルスペリオリティーの10-0で勝利した。藤波選手は、この勝利で連勝記録を「137」に伸ばし、新たな“五輪女王”が誕生した。藤波選手は「もう最高です!五輪最高!レスリング最高!今までやってきてよかったです!」と喜びを語った。藤波朱理10−0L・ジェペスグスマン。