藤波選手はエクアドルのL・ジェペス グスマン選手に勝利して中学時代からの連勝記録を137連勝としていて、これは吉田沙保里さんの119連勝をも上回るものとなっている。五輪まで5か月となる今年3月には左肘じん帯を断裂したが、指導も行ってきた父・俊一さんのことを思い出しながら前を向いていたという。俊一さんは88年ソウル五輪の出場を逃していたが、親子の悲願が実を結ぶ形となった。すでにレスリング教室にも問い合わせはきているのだといい、子どもたちからは緊張の無くし方や休日の過ごし方についての質問が聞かれた。