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「ベートーヴェン」 のテレビ露出情報

尾形貴弘は未解決問題の1つ「ホッジ予想」について説明する。かつて、数学者のレオンハルト・オイラーは「頂点の数-辺の数+面数はどんな立体図形でも歪に変形した前後で変わらない」と提唱した。導き出される不変量(2)はオイラー数と名付けられている。だが、穴が1つ空いた立体はどんな図形でもオイラー数が必ず0、穴が2つだとオイラー数は-2になる。穴がg個空いた立体に対し、オイラー数は必ず2-2gになる。オイラー数が同じだと、見た目が異なっていたとしても、変形によって同じ形にできることを意味する。尾形はスタッフが用意した複雑な立体の頂点、辺の数、面の数をカウントし、オイラー数=-4と導出。変形すれば、穴が3つ空いたドーナツになると推察した。
ルネ・デカルトは座標を用いることで、様々な図形を数式で表せると気付いた。その後、数学者は数式が何らかの図形を表していると思考するようになった。ただ、数式が複雑であればあるほど、図形の性質は複雑怪奇に。1895年、アンリ・ポアンカレは「図形上に描くことができる”消えない”点、面、輪などの個数が図形を変形しても変わらない不変量」に気づき、それらをベッチ数と名付けた。1925年、ドイツの女性数学者であるエミー・ネーターはベッチ数の背後には数学の言葉、群(コホモロジー)と呼ばれる特殊な概念が隠れていることを見抜いた。コホモロジー研究の第一人者、ピエール・ドリーニュ博士は「コホモロジーを調べると、ベッチ数よりも図形の構造がよく分かる」と話す。
エミー・ネーターがコホモロジーを発見して以降、新たなコホモロジーの発見が続いた。さらにコホモロジーを用いると、数学者を悩ませてきた未解決問題が解けてしまった。20世紀の数学を牽引した天才、アレクサンダー・グロタンディークは「コホモロジーには大本といえる存在があり、それぞれのコホモロジーはその大本の側面を見ているだけにすぎないのでは」と考えた。交響曲にもモチーフと呼ばれる大本の旋律があり、そのモチーフは音程、テンポを変えながら登場する。グロタンディークと交流があったドリーニュ博士は数学におけるモチーフが発見され、数学のさらなる深みを見てみたいと期待する。ちなみに尾形の人生において、39という数字は切っても切り離せず、今後も追い求めていきたいという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月2日放送 10:00 - 10:30 テレビ朝日
題名のない音楽会名指揮者の考察シリーズ!ボレロはなぜ繰り返すのか?を探る音楽会
ラヴェル「ボレロ」で同じフレーズを何度も繰り返す理由について角田鋼亮は「繰り返しの音楽で人間の一生を表現した」と答えた。ボレロは同じリズムの繰り返しが特徴。角田鋼亮はベートーヴェンの運命がボレロのリズムの中に隠れていると気付いた。スネアドラムのリズムは決して人が抗えない運命のレール。ボレロは2つのメロディで構成され、メロディAは平穏な日常、メロディBは変化・[…続きを読む]

2025年7月23日放送 8:14 - 9:50 フジテレビ
サン!シャイン教えてサン!八先生
武田さんが自ら書き溜めた現代に思うことをプレゼン、きょうは「高齢者のための愛犬の謎」。日本では 680万頭の犬が飼われ高齢者にとっては話し相手や散歩相手となっている。世界でも駅前広場には有名な人や音楽家などの銅像があるが日本で一番大きい駅前広場渋谷には犬の銅像があり、主人をただ待っていた犬に感動するという独特の感性が日本人にはあるとした。教えてくれたのは「ヒ[…続きを読む]

2025年7月19日放送 6:00 - 8:30 フジテレビ
めざましどようびBUZZ エンタランキング
天才音楽家ベートーヴェンのイメージは秘書のでっちあげだったというフィクションモノを、バカリズム脚本、山田裕貴主演で映画化する「ベートーヴェン捏造」。その新キャストとしてMrs.GREEN APPLEの藤澤涼架がショパンを演じることが発表。これが映画初出演。藤澤涼架は「楽しみながら演技をさせていただいた」などと話した。

2025年7月9日放送 5:00 - 5:20 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
宮崎国際音楽祭合唱団は157人で結成された合唱団で、本番まで9回練習が行われる。年齢は高校生から89歳まで。近藤さんはクラシック音楽を聴くのが趣味だが譜面は読めず人前で歌う機会もなかった。幼い頃から唄うのが大好きで学校には合唱部がなかった。練習は耳コピや音楽の先生の個人レッスンを行っている。本番当日近藤さんは歌い切ることができた。

2025年7月6日放送 3:35 - 4:13 NHK総合
ヨーロッパ トラムの旅(ヨーロッパ トラムの旅)
オーストリア ウィーンを走るトラムの車窓からの映像と風景が流れた。

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