依頼品のボヘミアングラス20点の評価額は145万円。1900年代初頭にボヘミアで作られたボヘミアンアートグラスと呼ばれている作品の数々。その頃全ヨーロッパで流行していたアール・ヌーヴォー、自然界にあるような曲線を取り入れたような芸術様式。それまでの伝統的なボヘミアングラスとは一線を画す自由なデザインで作られた作品。レッツ工房で作られたものは、いろんな色のガラスを練り込んで、その上に金属酸化物の被膜をかけて仕上げしている。ライオンと男の子の作品はワイングラスのブランドのリーデルの工房で作られたものだという。