2025年9月2日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京

開運!なんでも鑑定団
【幕末<西郷隆盛>貴重お宝に衝撃値&名画一挙鑑定】

出演者
福澤朗 今田耕司 菅井友香 土屋礼央 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

今田耕司は、この世界に40年いてまだこんなリアクションあんのかっていうリアクションされたと話した。家族で焼き肉を食べていたおじいちゃんが、今田の顔を見たらビックリして屁が出たとのこと。

本日のゲスト

きょうのゲストは土屋礼央さん。RAG FAIRのリードボーカルとして2001年にデビューし一斉を風靡した。祖父・父ともに日本画家、母は絵本作家という芸術一家に育ち、幼い頃から美術に親しんできた。5年前に番組に出演した際には、目利き王決定戦に参加して審美眼が確かなことを証明した。似鳥美術館で行われた目利き王決定戦にも参加して優勝し、商品のティファニーのランプを獲得した。

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(開運!なんでも鑑定団)
ゲスト 土屋礼央 川喜田半泥子の香合

土屋礼央 のお宝は川喜田半泥子の香合。本人評価額は60万円。今田耕司は100万円と予想し、菅井友香は50万円と予想。結果は50万円で菅井友香がピタリ。作品は川喜田半泥子の葛家香合に間違いないとのこと。川喜田半泥子は生涯3万5000くらいの作品を残したと言われているがそのほとんどが茶碗。 香合はほとんどなく10点ないという。ピタリの菅井友香は菅井友香10th Debut Anniversary2025 秋ファンミーティング&上映会開催とショートムービー2本主演を報告。 

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西郷隆盛が沖永良部島で書いた書状

愛知県安城市の依頼人は鮫島博志さん。鹿児島出身で芋焼酎が好きだという。お宝は地元の英雄にまつわるものだという。

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さつま揚げ安城市(愛知)芋焼酎鰹節鳥刺し

鮫島さんのお宝は西郷隆盛が沖永良部島で書いたとされる書状。明治維新の立役者の西郷隆盛は生涯で2度、3つの島で生活している。1度目は1858年、井伊直弼による安政の大獄で幕府から追われることになった西郷は前途を悲観し死を覚悟し月照と共に鹿児島湾に入水。西郷のみが命をとりとめた。しかし、その後薩摩藩の命により奄美大島へ。島での生活は3年に及び、その間に島の娘と結婚し長男が誕生。  

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一方、薩摩藩では、島津斉彬亡き後、島津久光が藩政を掌握。久光は朝廷と幕府を結ぶ公武合体を進めることになり、かつて京で情報収集に従事していた西郷を呼び戻した。二度目は1862年。久光が西郷に下関で待機するよう命じたが、上方の切迫した状況を聞いた西郷は独断で大坂へ。久光はこれに激怒し、刑罰として徳之島へ送られることとなった。斉彬を生涯の師と仰いでいた西郷が久光に批判的だったことも原因の1つと言われている。徳之島では愛加那と再会。久光の怒りは収まらず2カ月ほどで沖永良部島へ島変えとなった。当初は雨ざらしの牢だったが、座敷牢に移され生き延びたという。この時出会ったのが島流しにされていた書家の川口雪篷。西郷は多大な影響を受けた。西郷の座右の銘は「敬天愛人」だがそれは島での生活で天命を悟ったからと言われている。

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依頼品「西郷隆盛が沖永良部島で書いた書状」の本人評価額は150万円だったが350万円だった。西郷隆盛の手紙に間違いないとし若い頃の書のためクセがなく読みやすく良い紙。沖永良部島に配流中に世話をした禎用喜への返信だったということ。西郷の手紙は少なく貴重な資料ということ。

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第23回 名画鑑定大会
コーナーオープニング

第23回 名画鑑定大会、ゲストの多摩美術大学卒業の俳優の加藤諒さんを紹介した。

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多摩美術大学
鴨居玲の絵

名画鑑定大会、根付作りが趣味の志智功さんは「鴨居玲の絵」を鑑定。鴨居玲は戦後の奇才と称された。50年ほど前に神戸に住んでいた父恒次郎さんが手に入れたもので鴨居とは時折食事をする仲、絵の勉強のためスペインに行く際には選別で50万円ほど渡した礼でもらったものということ。本人評価額は50万円、結果は300万円だった。「踊り子」はガッシュという不透明水彩絵具を用いて1965年に描かれた。ブラジル滞在中で現地の人物などを描いていたころのものということ。

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マルク・シャガールの油絵

名画鑑定大会、八木澤雅夫さんは「マルク・シャガールの油絵」を鑑定。シャガールはロシアに生まれフランスで活躍、華麗な色使いで幻想的な世界を描き色彩の魔術師と言われた。フリーマーケットで1000円で手に入れた絵で当初は模写だと思っていた。本人評価額は1億円だったが5万円だった。無名の画家がシャガール絵を模写した複製、ソビエト連邦崩壊後の翌年に描かれたもので当時芸術家は国家からの仕事に従事することで収入を得ていたがその後模写を売ることで生計を立てていた。

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山下清の水彩画

大沢さんが鑑定に出したのは、山下清の水彩画。60年ほど前、父が絵の展示販売会で購入したという。スウェーデンの国旗が掲げられたレンガ造りの塔が描かれている。本人評価額は、100万円。

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大沢さんが鑑定に出したのは、父が遺した山下清の水彩画。鑑定結果は、1500万円だった。本物の山下清の作品だという。山下は、1961年、約40日間かけて、ヨーロッパ各地を旅行した。その時に見た情景を描いたもので、スウェーデンのスカンセン野外博物館にあるブレダブリックタワーだという。

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スカンセン野外博物館ストックホルム(スウェーデン)ブレダブリックタワー山下清
アンディ・ウォーホルのシルクスクリーン

堤さんが鑑定に出したのは、アンディー・ウォーホルのシルクスクリーン。40年ほど前、画廊で40万円で購入したという。本人評価額は、40万円。鑑定結果は、300万円だった。本物のアンディー・ウォーホルの作品で、1975年に作られた「Ladies and Gentleman」というシリーズの一枚だという。シリーズ各125部ずつ制作されていて、ウォーホルの後期の代表作だという。

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Ladies and Gentlemanアンディー・ウォーホルニューヨーク(アメリカ)
今井俊満の油絵

藤懸さんが鑑定に出したのは、今井俊満の油絵。父がネットオークションで、29万5000円で落札した。裏には、ドイツ語で「永遠の愛」という意味のタイトルが書かれている。本人評価額は、150万円。鑑定結果は、100万円だった。本物の今井俊満の作品だという。1951年に制作されたもので、今井俊満がフランスに渡る前に作られた貴重な初期の頃の作品だという。

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(開運!なんでも鑑定団)
明治時代 祖父が持ち帰った ボヘミアングラス20点

依頼人の渡邉さんの愛車はホンダS660。お気に入りは、後ろの窓を開けるとエンジン音が聞こえること。祖父は当時ガラス工場を営んでおり、最新技術を学ぶためチェコやドイツなどを視察。帰国の際に持ち帰ってきたものがお宝だという。お宝は、ボヘミアングラス20点。チェコに工房がたくさんあり、パリ万博があった1900年頃に勉強を兼ねて視察に行ってヨーロッパから持ち帰ったという。ボヘミアングラスは、現在のチェコ西部ボヘミア地方で作られるガラスの総称。始まりは13世紀頃、ヨーロッパのガラス製造の中心地だったヴェネツィアから当時一般的だったソーダガラスの技術がもたらされた事による。ソーダガラスとは、ナトリウムを多く含む植物からできるソーダ灰を主要原料とするガラス。ボヘミアにはソーダ灰が無かったため、輸入にたよりガラス作りが行われた。ところが16世紀後半、ソーダ灰が入手困難となり、地元の森に豊富にあるブナを燃やした灰で代用。するとソーダガラスよりも透明度が高く、その上固いガラスができたという。これをカリガラスといい、当時ボヘミアを治めていた神聖ローマ皇帝ルドルフ2世が、ガラス工芸に力を入れたことで飛躍的に発展。宝石の加工技術を応用したグラヴィールという技法で彫り上げたカリガラスのゴブレットは、たちまち人々を魅了。やがてボヘミアはヴェネツィアに代わってヨーロッパのガラス市場を独占するまでになる。18世紀に入ると、独自の技法も生み出された。その1つがゴールドサンドイッチ。ガラスを二層にし、その間に紋様を施した金箔を挟み込むというもの。しかし手間がかかるためか僅かな期間しか作られなかった。もう1つが、黒エナメルで絵画的な紋様を描いたシュヴァルツロット。派手さはないが、逆にその渋さが受け人気を集めた。19世紀には技術開発が進み着色ガラスや被せガラスが登場。一方で、イギリスのカットガラスの影響を受け透明なガラスに繊細なカットを施したものも作られた。その後は、アール・ヌーヴォーやアール・デコなどとともに作風は変化したが、技術は連々と受け継がれガラス工芸は現在もチェコの主要産業の1つ。日本の大相撲では、優勝した力士にチェコ友好杯が贈られるが、大きなカップはボヘミアングラスである。

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依頼品のボヘミアングラス20点の評価額は145万円。1900年代初頭にボヘミアで作られたボヘミアンアートグラスと呼ばれている作品の数々。その頃全ヨーロッパで流行していたアール・ヌーヴォー、自然界にあるような曲線を取り入れたような芸術様式。それまでの伝統的なボヘミアングラスとは一線を画す自由なデザインで作られた作品。レッツ工房で作られたものは、いろんな色のガラスを練り込んで、その上に金属酸化物の被膜をかけて仕上げしている。ライオンと男の子の作品はワイングラスのブランドのリーデルの工房で作られたものだという。

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(エンディング)
お宝鑑定依頼 大募集!

お宝鑑定の依頼を募集している。宛先は106-8007 テレビ東京 開運!なんでも鑑定団係へ、住所や氏名などとともにお宝の写真・エピソードを添えて応募する。詳しくはテレビ東京 鑑定団で検索。

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