どのように段ボールを再生しているのか?国内最大のダンボールメーカーであるレンゴーで教えてもらった。1日に約900kg、約3500個、約3000tが搬入されてくる。1日で段ボール原紙に作り変えられている。工場を見学させていただく。まずはパルパーという機械で古紙を撹拌し、繊維状にする。全長100mの大型装置で段ボールの元となる製紙に加工。乾燥が終わった紙は巻き取られて約40tの段ボール原紙になる。1ロール45kmが40分で完成する。別の段ボール工場で段ボールが製造され、中しんの表裏にライナを貼り付けて一つの段ボールにする。洗剤・柔軟剤の段ボールは、食用品段ボールには使用できないのだという。においのついて段ボールが混じらないようにレンゴーが取り入れた方法は臭気探知犬。洗剤・柔軟剤・線香などのにおいを訓練で覚えている。