まずはメインの味。白い部分だけを食べて風味や食感を比較する。フジパンの本仕込はすべての材料を一度にこねて作るストレート製法により小麦の風味が残っている。YKベーキングカンパニーのもちふわはもちっとした食感にふんわりとした唯一無二の食感を生み出している。熱湯により小麦粉が糊状になる「α化」現象を使い、パンにした時にもちふわ食感を生み出す。同社のYKベーキングカンパニー匠水は生地にたっぷり水を含ませた食パンで、口の中でとけていく綿菓子のような食感が特徴。フジパンの生ぶれっどは生地に生クリームを練り込むことで甘みを出している。また、イオントップバリュのしあわせのもっちり仕込みはもち米粉を使用することで食感にアクセントを加えている。メインの味1位は山崎製パンのロイヤルブレッド。乳酸菌などを含む発酵種「ルヴァン種」を使用することでしっとり食感を実現している。今年1月にリニューアルしており、新規技術によりしっとり感と口どけの良さがアップしている。