国際柔道連盟の発表によると、技のポイントについては現在は「一本」と「技あり」に統一されているが、2017年に廃止された「有効」のポイントを復活させるという。寝技の抑え込みでは5秒で「有効」のポイントが入るとしている。また現在は下半身への攻撃は全面的に禁止されているが、立ち姿勢で相手と組んだ状態で相手の帯から下をつかむ行為が指導の対象から外れる。これらのルール変更の目的は、技によるポイントでの決着を促すためだとしている。今回のルール改正は、4年後のロサンゼルスオリンピックに向けたもので、まずは来年2月に行われる国際大会から6月の世界選手権まで試験的に導入するという。