今年の夏パリで熱戦が繰り広げられたスポーツの祭典。その1つエッフェル塔の麓に造られた仮設のビーチバレー会場。今月13日に訪れると早くも撤去作業が始まっていた。観客席はコンサート会場などで再利用され、約400tあった砂は他のビーチバレーコートで使用されることが決まっている。競技施設の95%が既存または仮設施設で、閉幕後は続々とリサイクルが進んでいる。スケートボード施設は移設され、一般市民が利用できるようになる。今月17日、パリ近郊では長蛇の列ができていた。お目当てはオリンピックグッズ。大会で使用した備品はオリンピック史上初めて一般に販売され、各地ではのみの市が開催されている。史上最もサステナブルな大会を目指したパリオリンピック・パラリンピック。4年後のロサンゼルスへ持続可能な大会の挑戦は続く。