ここまでメッツ相手に3勝2敗。ワールドシリーズ進出に王手をかけているドジャース。ポストシーズンならではの大谷のすごさを高橋由伸とメッツでプレーした元メジャーリーガー、五十嵐亮太が教えてくれた。4歳違いの2人は1997年のドラフト同期入団、現役時代五十嵐は由伸に対し20打数1安打と、ほぼ完璧に抑え込んでいた。木曜日の第3戦、試合を決定づけるスリーランホームランを放った大谷は翌第4戦でも先頭打者ホームランでチームを勢いづけた。五十嵐さんは今の大谷をどう攻めるか聞かれ「真っ直ぐをインコース投げるしかない。外角無難にいっても無理なのでインコース投げ続ける」などと話した。また死球に対して紳士な人間性について「勝負する前に優位に立たれている人間性が」などと話した。メッツ戦では打席に立つと大ブーイングが起こったがメッツでプレーした五十嵐さんは「わかりやすい。ニューヨーク自体が野球に対して熱量がある。」と話した。5年前、ワールドシリーズMVPの松井秀喜と由伸がニューヨークの街を歩いていると警察官が勤務中に写真を撮ってくれときたとのエピソードを話した。ニューヨークのファンはメッツにもブーイングをしトレーナーにもするぐらい当たり前だという。