ドジャース・大谷翔平の今シーズンの活躍ぶりを、開幕戦から振り返る。記憶に新しい東京ドームのvsカブスの開幕戦は大観衆だった。超満員の観客が見つめる中、第3打席の4球目の打球はライト前、打球速度は173キロという今シーズン初ヒットを放った。翌日にはファン待望の瞬間が訪れる。5回の第3打席、打ち上げた当たりはライト方向へぐんぐん伸びてホームラン。137キロのスライダーを捉えた打球は今シーズンの初ホームラン。3年連続のホームラン王、そしてMVPに向けて東京で第一歩を踏み出した。アメリカに舞台を戻し、本拠地・ドジャースタジアムでのvsタイガースの開幕戦。痛烈な当たりはレフト方向に飛び込みホームラン。今シーズンの第2号は本拠地初ホームラン。そして今度は足でも。マウンド上には前田健太。大谷がスタートすると、キャッチャーが二塁に送って悠々セーフ。5試合目に今シーズン初盗塁。昨シーズン59盗塁の足も健在。そして最もファンを沸かせたのは昨日のvsブレーブスの試合。5対5の同点、9回ウラ1アウト、ランナーは無し。第5打席、大きな当たりはセンターバックに飛び込み。第3号で今シーズン初のサヨナラホームラン。これでドジャースは開幕から8連勝。