大谷翔平を要するドジャースは、勝てば悲願の世界一。開幕から3連勝したチームは、メジャーの歴史上優勝確率が100%。大谷は、1番指名打者で先発出場。左肩の亜脱臼を抱えながらきょうも打席に立った。第1打席はショートフライ。ワールドシリーズ絶好調、ドジャース・フリーマン選手がメジャー史上初となるワールドシリーズ6試合連続ホームランを打ち、ドジャースが先制。しかし、その裏、ヤンキースの攻撃でドジャースの外野手ベッツ選手が捕球したファールフライをヤンキースファンが強引に奪ってしまうハプニングがあった。結果、この観客は退場。その後3回、ヤンキース打線に火がついた。ボルピー選手の満塁ホームランで試合がひっくりかえり5−2と逆転。2点を追いかけるドジャースは、大谷の第3打席、初球をセンター前にはじき返し、13打席ぶりのヒット。その直後、味方の内野ゴロで果敢に走塁。結果は惜しくもアウトだったが、左肩をかばいながら必死のスライディングだった。試合はその後ヤンキースに2本のホームランを打たれるなど大差をつけられドジャースが1敗となった。