フランスを訪問中の米国・バイデン大統領は制裁で凍結したロシアの資産を活用したウクライナへの支援を巡り、マクロン大統領と合意したと明らかにした。凍結資産を活用した支援は今月13日からイタリアで開かれるG7首脳会議の焦点の1つとなっていて、具体的な活用方法で合意できるかが注目されている。G7各国は制裁で凍結したロシア中央銀行の資産についてアメリカは、年間50億ドルの収益が得られると試算したうえで、利子から得られる収益をウクライナへの支援に活用することを検討している。凍結資産の活用をめぐっては今月13日からイタリアで開かれるG7首脳会議の焦点の1つとなっている。